夜勤を乗り切るコツ

介護職の夜勤の実態

夜勤って実際どうなの?

夜勤の仕事は人によって受ける印象が様々で、収入アップにつながるし生活費の足しになるから積極的にやっていきたいという人もいれば、体力的に辛いという人もいます。そんな夜勤の実態を金銭面からも体力面からも見ていきましょう。

辛い?乗り切るコツについて

辛い?乗り切るコツについて

大変なものは大変

夜勤と介護の仕事の関係はとても深く、そもそも夜勤は夜勤手当の存在が大きいので介護職員の収入を底上げし、金銭的なメリットが凄く大きい存在です。しかしそうは言っても人間は夜行性の生き物ではないので、どうしてもただ単に夜勤を続けると辛さを感じるようにできています。やはり実際に介護の現場で働いていて夜勤の経験の多い人の話を聞くと、その実態は確かに身体的にも精神的にも辛いものと言えそうです。特に問題になりがちなのが夜勤をきっかけに生活のリズムを崩してしまいがちなことと、睡眠不足によって夜勤中に眠くなってしまうことにあるようです。
ただ面白いことに全ての人が夜勤をしんどい、辛いと感じているわけでもなく、一部の人はむしろ夜勤を楽しんでいます。この違いを生んでいるのが夜勤への心構えや準備で、自分なりに夜勤を乗りきるためのリズムやコツを掴むことが大切です。

睡眠時間の管理

夜勤を乗り切るためのコツは眠気や睡眠の管理で、夜勤直前に昼寝や仮眠をとって万全の状態で夜勤に入ることです。例えば夜勤に入る前日は遅くまで起きて夜更かしをしておいて、夜勤が始まる日は日勤の終わりにきちんと休憩時間をとって仮眠や昼寝を行うなどするといい感じに夜勤も乗り越えられます。また夜勤開始前以外に通常の日勤の時間に昼寝を行い、夜勤中にも2時間ほど仮眠を取るようにすることも有効です。

眠くなった時の対応

また夜勤の最中にどうしても眠くなった時のための対策も重要で、特にその施設で夜勤に入っている人が自分を含めて1人か2人という場合、寝過ごしてしまうことが事故の発生につながりかねません。
まず最もベーシックな方法は同僚と会話することで、自分1人で夜勤に入っている場合は難しいですが一緒に入っている同僚がいるのであればこれが一番おすすめです。また体を適度に冷やして覚醒させるのもおすすめで、コールドスプレーを使ったり冷たいものを飲んだりするのも良いでしょう。また身体を刺激して覚醒させる方法も有効で、これには筋トレをしたりエナジードリンクを飲んだりすることなどが含まれます。

夜勤の注意点

夜勤の辛いことは仕事の段取りを組んだとしても、人数が少ないために急なトラブルの発生に弱くせっかく組んだ段取りがダメになってしまいがちなことです。しかしそうした時に変に慌ててしまってはいけません。変な慌て方をしてしまうとかえって事故につながってしまうので、気軽に翌日勤務予定の日勤のスタッフに任せられるものは任せてしまえば良いでしょう。

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