夜勤って実際どうなの？
夜勤の仕事は人によって受ける印象が様々で、収入アップにつながるし生活費の足しになるから積極的にやっていきたいという人もいれば、体力的に辛いという人もいます。そんな夜勤の実態を金銭面からも体力面からも見ていきましょう。
夜勤の仕事は人によって受ける印象が様々で、収入アップにつながるし生活費の足しになるから積極的にやっていきたいという人もいれば、体力的に辛いという人もいます。そんな夜勤の実態を金銭面からも体力面からも見ていきましょう。
一般的に介護の仕事をされる方は女性が多く、介護は女性に人気の高い仕事と言えます。そのためいくら給与が良くても、夜勤なしの介護施設で働きたいという介護職の方も大勢いるのです。そうした希望を持つことは決して悪いことではなく、近年は介護のニーズとサービスの多様化に伴って、介護職の方へのニーズも多様化してきています。例えば夜勤専従で働ける人を募集しているところもあれば、日勤専従で働ける人を募集しているところもあるのです。場合によっては1日に4時間から6時間などの短時間勤務で働いてくれる人を募集している場合もありますし、そうしたニーズに沿った人を採用するために託児所を併設している職場もあります。
基本的に女性は男性よりも精神的なタフさのようなものはあるかもしれませんが、身体的な暴力やトラブルには弱くなってしまいます。そしてそうしたことは日勤の時間よりも夜勤の時間に多く起きがちなので、安全面を配慮すると夜勤より日勤の方が人気になるのも当然でしょう。また夜勤の仕事はどうしても寝不足になってしまいがちですが、慢性的な寝不足は睡眠リズムの狂いを生じさせ不眠症などを誘発しますし、ホルモンバランスの崩れから情緒不安や肌荒れなどにもつながります。
このような働く側の希望やニーズに応えるためにも、様々な施設での求人が存在している側面もあります。具体的に夜勤なし、日勤のみで働ける介護施設の種類として通所介護のデイサービスやデイケア、また訪問介護などが挙げられます。端的に言ってしまうと、夜勤の仕事が存在しない介護職とは入所型の施設での仕事ではないということがポイントになります。なおデイサービスやデイケアでの就職は給与面で恵まれていない場合もあり、入所型の施設に勤務する場合と比較して安くなってしまうかもしれません。そのためかこうしたところでは非正規雇用が半数近く占めているということも多く、正社員としてしっかりと稼いでいきたいという方には向いていないかもしれません。日勤のみでもある程度以上の給与が欲しいという場合は、入所型の施設に日勤専従の採用は可能かどうか問い合わせてみると良いでしょう。
また通所介護以外に訪問介護の仕事もおすすめで、訪問介護は雇用形態が非正規雇用になりがちで正社員になりづらいのですが、ある程度の高時給が期待できます。また訪問介護の仕事は単発の訪問ごとに仕事を入れることも可能なため、必ず8時間働き続けなければならないというわけでもありません。
夜勤手当は1回の金額でいうと3000円から8000円ほどのため、それほど多いと感じないかもしれません。しかし月に直すと数万円の違いになりますし、年収に換算すればさらに大きくなり数十万円の違いになります。more
